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主日の御言葉
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キリストのいと聖なる御体と御血

2018年6月3日 キリストの聖体 B年

(出エジプト24・3-8)、(ヘブライ9・11-15)、(マルコ14・12-26)

キリストのいと聖なる御体と御血

 第一朗読で契約の血について、第二朗読で罪の赦しの血について語られました。そして、福音においてキリストは、御自分の体と血を、旧約時代の前表の完全な実現として、また、真の食べ物・真の飲み物として制定されました。

① 契約の血 モーセが神から十戒と律法を受け、それらを民に読み

聞かせたとき、民は答えました、「私達は、主が語られた言葉を全て行います」と。すると、モーセは主の言葉を全て書き記し、祭壇を築き、雄牛を主に献げさせました。そして、その雄牛の血の半分を取って鉢に入れ、残りの半分を祭壇に振りかけると、契約の書を取り、民に読んで聞かせました。彼らが、「私達は主が語られたことを全て行い、守ります」と言うと、モーセは血を取り、民に振りかけて言いました。「見よ、これは主がこれらの言葉に基づいてあなた達と結ばれた契約の血である」(出エジプト24・1-8参照)。

② 罪の赦しのために流される血 昔、イスラエルの民が罪を犯すと、

牛や山羊を屠り、その血を献げて、罪の赦しを願うよう定められていました(レビ16・1以下参照)。第二朗読は、旧約時代のこの定めに言及しつつ、「もし、雄山羊と雄牛の血が、汚れた者達に振りかけられて、彼らを聖なる者とし、その身を清めるならば、まして、永遠の“霊”によって、御自身を瑕(きず)のないものとして神に献げられたキリストの血は、私達の良心を死んだ業〔死をもたらす行い〕から清めて、生ける神を礼拝するようにさせるのです」と断言します。

神の御子は、全人類を罪と永遠の滅びから解放して、神の子として永遠に生きさせるために、人となってこの世に来て下さいました。そして、御自分の死と復活を先取りして、過越の食事の席で、その死と復活を記念する(つまり秘跡を通して再び新たにする)ミサを制定されました。そして、ミサの制定によって、主の死と復活を信じる人を皆、神の子・キリストの共同の相続者として神の国で永遠に生きさせるという契約・新しい永遠の契約を結んで下さいました。それはまた、私達の罪*を完全に消し去り、生ける神を礼拝できるようにするものでもありました。〔大罪*がある場合、赦しの秘跡を受けて、ミサに参加し、聖体を拝領することが前提条件ですが…。〕

ご存知のように、全世界のあらゆる祭壇上で、主キリストが司祭の口を通して語られる言葉は以下のとおりです。「皆、これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡される私の体である。」「皆、これを受けて飲みなさい。これは私の血の杯、あなたがたと多くの人のために流されて罪の赦しとなる、新しい永遠の契約の血である。これを私の記念として行いなさい。」

こうして、神の御独り子は御体と御血を献げて、罪の赦しのための生贄となるだけでなく、新しい永遠の契約を確立して下さいました。主の御体と御血は、罪の赦しのための生贄として神の正義に奉献され、永遠の命を養う食べ物・飲み物として私達に与えられるのです。

 天の父よ、あなたの御子がどんなに大きな愛をもって御体と御血の秘跡を制定してくださったかを悟らせて下さい。そして、相応しい礼拝と感謝を献げることが出来ますように。


by syouziatusi | 2018-06-03 15:47
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